空き家解体、どこから始める？上田・東御・小諸・佐久での解体工事の流れと注意点

1. 業者選定と相談、現地調査、見積もり取得

まずは信頼できる解体業者を探すことから始めます。
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
この際、不明な点は積極的に質問し、納得いくまで説明を受けましょう。
東信解体株式会社では、無料で現地調査を行い、建物の状況や周辺環境を確認した上で、詳細な見積もりを提出いたします。

2. 契約

見積もり内容に納得したら、業者と契約を締結します。
契約書には、工事内容、費用、工期、支払い条件、追加費用の有無などが明記されているか、しっかりと確認してください。

3. ライフラインの停止手続き

解体工事が始まる前に、電気、ガス、電話、インターネットなどのライフラインの停止手続きを行います。
特に電気とガスが通電・通気された状態での工事は非常に危険です。
ただし、水道は粉塵の飛散防止や清掃に利用することが多いため、解約のタイミングを業者と相談しましょう。

4. 建設リサイクル法の届け出

延床面積が80m²を超える建物の解体工事では、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律（建設リサイクル法）」に基づき、都道府県への事前届け出が必要です。
これは通常、解体業者が代行してくれますが、施主様も内容を把握しておくことが重要です。

5. 近隣へのご挨拶

解体工事中は、騒音や振動、粉塵の発生が避けられません。
工事が始まる前に、解体業者と一緒に近隣住民の方々へご挨拶に伺い、工事期間や作業時間、連絡先などを説明し、ご理解とご協力を仰ぎましょう。
東信解体では、近隣への配慮を最優先に考え、丁寧なご挨拶と徹底した養生を行います。

6. 解体工事の着工

準備が整い次第、解体工事が始まります。作業中は、養生シートの設置や散水などにより、粉塵や騒音の飛散を最小限に抑える対策が取られます。

7. 産業廃棄物の分別・搬出

解体によって発生したコンクリートガラ、木材、鉄くずなどの産業廃棄物は、法令に基づき適切に分別され、処理施設へ運搬されます。
不法投棄は厳しく罰せられるため、信頼できる業者の選定が重要です。

8. 工事完了・整地

建物がすべて解体され、廃棄物が撤去された後、土地はきれいに整地されます。
施主様には最終確認を行っていただき、問題がなければ工事完了となります。

9. 建物滅失登記

解体工事完了後1ヶ月以内に、法務局で建物の「建物滅失登記」を行う必要があります。
これを怠ると、固定資産税が課され続けるなどの不利益が生じる可能性があります。司法書士に依頼することも可能です。

●地域特性の把握: 市街地に近い場所では、隣家との距離が近く、細い道が多い場合があります。
これにより、重機の搬入や作業スペースの確保が難しくなり、手作業が増えることで工期が延びたり費用が上がったりする可能性があります。
郊外では、敷地が広くても、埋設物や樹木の有無を確認する必要があります。

●自治体ごとの届け出: 建設リサイクル法以外にも、各自治体独自の条例や届け出が必要な場合があります。
信頼できる解体業者であれば、これらの手続きについても詳しく、適切にサポートしてくれます。

●残置物の事前処分: 空き家には、前の住人が残した家具や家財などが残っていることがほとんどです。これらを事前にご自身で処分しておくことで、解体費用を抑えることができます。