軽井沢で建物の解体をご検討の皆様、費用は大きな懸念材料となることでしょう。
解体工事の費用は、建物の構造や規模、立地条件によって大きく変動します。
ここでは、軽井沢地域における木造、鉄骨造、RC(鉄筋コンクリート造)ごとの坪単価相場と、費用を構成する内訳、そして追加費用が発生しやすいケースについて詳しく解説します。
費用計画の参考にしていただければ幸いです。
軽井沢における解体費用の坪単価相場
軽井沢を含む北佐久郡地域での木造住宅の解体費用は、坪単価5.4万円からが目安とされています。建物の構造別の一般的な坪単価目安は以下の通りです。
● 軽量鉄骨造: 4万円~
● 重量鉄骨造: 4.5万円~
● RC造(鉄筋コンクリート造): 5万円~
例えば、60坪の建物を解体する場合、木造で約210万円、軽量鉄骨で約240万円、重量鉄骨で約270万円、RC造で約300万円が目安となります。
ただし、これらはあくまで目安であり、個別の条件によって変動します。
解体費用の主な内訳
解体費用は単に建物を壊すだけでなく、様々な工程や手続きにかかる費用が含まれています。主な内訳は以下の通りです。
- 仮設費用
- 建物本体解体費用
- 産業廃棄物処理費用
- 整地費用
- その他諸経費
工事を行うための足場や養生シートの設置費用です。粉塵や騒音の飛散を防ぎ、近隣への配慮として非常に重要です。
建物の構造(木造、鉄骨造、RC造)や坪数に応じて算出される、建物の取り壊しにかかる費用です。重機を使った作業が主ですが、狭い場所では手作業での解体が必要となる場合もあります。
解体によって発生する木材、コンクリートガラ、鉄くずなどの産業廃棄物の収集、運搬、処分にかかる費用です。廃棄物の種類に応じた適切な処理が義務付けられており、費用もそれに応じて異なります。東信解体では、法令を遵守し適正な処理を行っています。
解体後の土地を平らにする作業の費用です。次の建築物の基礎工事がスムーズに進むよう、丁寧に整地を行います。
現場管理費、重機運搬費、近隣への挨拶費用、各種申請費用(建設リサイクル法に基づく届け出など)が含まれます。
追加費用が発生しやすいケース
見積もり時には含まれていない、または予測できない追加費用が発生する場合があります。事前に把握しておくことで、予算計画の狂いを最小限に抑えられます。
- 残置物の撤去
- 敷地が狭い、または前面道路が狭い
- アスベスト(石綿)含有建材の処理
- 地中埋設物(浄化槽、基礎杭など)
- 樹木や庭石の撤去
家の中に家具、家電、日用品などが残っている場合、これらの撤去費用が追加で発生します。
これらは産業廃棄物とは異なる一般廃棄物として扱われるため、分別や運搬に手間がかかり、費用が高くなる傾向があります。
重機が搬入しにくい場所や、隣家との距離が非常に近い場所での解体は、手作業の割合が増えたり、
小型重機の使用が必要になったりするため、工期が延び、費用が高くなることがあります。
1950年代から2000年代前半に建てられた建物には、アスベストが使用されている可能性があります。
アスベストは健康被害を引き起こすため、解体前に専門業者による調査と、含まれていた場合は特別な飛散防止措置を講じた上での除去・処理が必要となり、
高額な追加費用が発生します。
地中に予期せぬ埋設物が見つかった場合、その撤去費用が追加されます。
解体前の調査では発見が難しいケースもありますが、経験豊富な業者であればある程度の予測は可能です。
敷地内に大きな樹木や多くの庭石がある場合、これらの撤去にも費用がかかります。
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